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最近の出来事一覧
2020
018

電気工学専攻・吉田研究室では、超伝導体を用いた低損失ダイオードの開発に取り組んでいます。

持続可能エネルギーの実現には、エネルギーロスのない超伝導技術の活用が必要です。超伝導機器の弱点である冷却コストをワイヤレス給電によって抜本的に改善するため、大電流を低損失に整流可能な素子の実現が望まれています。当研究室の土屋助教は、JSTのA-STEP(研究成果最適展開支援プログラム)に参画し、高温超伝導体を用いた低損失ダイオードの開発を進めています。

ネオジム永久磁石を磁場源に用いた自立型の超伝導ダイオード。

ネオジム永久磁石を磁場源に用いた自立型の超伝導ダイオード。

2020
017

情報・通信工学専攻・安藤教授は、マイクロプロセッサの発行キューにおける命令スケジューリングを最適化し、性能を向上させる手法を国際学会MICROで発表しました。

本方式は、発行キューを、その容量要求度に応じて、新しく提案した修正サーキュラ・キュー(CIRC-PC)またはエイジ・マトリクス付きランダム・キューに、動的に構成するものである。CIRC-PCは、ラップ・アラウンドが生じた時、ラップ・アラウンドした命令にはレイテンシ耐性があるという発見を利用して、発行優先度を訂正するものである。

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2020
016

電子工学専攻・西澤研究室(量子光エレクトロニクスグループ)は,吸収が発光に反転する新現象を発見しました.

電子工学専攻・西澤研究室では,超短パルス光を分子ガスのセルに透過させた後に光ファイバに導波させることで、分子の細かな吸収スペクトルが大きな線スペクトルのピークに周期的に反転する新しい現象を発見しました。この光源は新しい光周波数コムとして有用で、原理的には紫外~赤外域に渡る広い波長帯で実現が可能です。光スペクトル標準や超高繰り返しなパルス列を出力する高機能な光源として、光計測等の分野への応用が期待されます。

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超短パルス光と分子ガスを用いたスペクトル列の生成

超短パルス光と分子ガスを用いたスペクトル列の生成

2020
015

情報・通信工学専攻 教員公募

名古屋大学大学院工学研究科情報・通信工学専攻では准教授または講師を公募しています。(内容については詳細を参照)

ご応募をお待ちしております。

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2020
014

電子工学専攻 教員公募

名古屋大学大学院工学研究科電子工学専攻では教授・助教または講師を公募しています。(内容については詳細を参照)

ご応募をお待ちしております。

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2020
013

人事異動

【退職(12月31日付け)】
  • 山中 真仁 助教(大阪大学へ転出)
2020
012

情報・通信工学専攻・無線通信システムグループでは雑音を積極的に利用することでシステムの応答特性を改善する「確率共鳴」について研究しています。

確率共鳴(Stochastic resonance: SR)とは,系の雑音強度の増大に対して系の応答が向上する非線形現象のことです。従来,雑音は工学的には邪魔なものとしてフィルタ処理等を駆使して積極的に取り除かれてきました。しかし,確率共鳴では異なるアプローチをとります。すなわち,雑音を積極的に利用することで,系の応答を改善します。例えば,生態系は雑音を巧く信号処理に活かすことで,雑音に埋もれた微弱な信号であっても感知できるしくみを持っています。このしくみを情報通信に応用することができれば,従来の系では感知できないような微弱な信号を用いた情報通信システムの構築が期待できます。

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確率共鳴を利用した受信機

確率共鳴を利用した受信機

2020
011

電気工学専攻・大野(哲)研究室では、核融合非接触プラズマ中におけるプラズマパラメータの時空間挙動計測に成功しました。

電気工学専攻・大野(哲)研究室では、磁場閉じ込め核融合発電の実用化のため、高熱流プラズマ-中性ガス-固体壁間の相互作用研究に取り組んでいます。田中宏彦助教らは最近の直線型装置を用いた研究で、固体壁への熱負荷を著しく低減可能な“非接触プラズマ環境”において、従来手法では困難な高時間分解能パラメータ計測を統計的手法を併用することで実現しました。これにより、磁場を横切る突発的プラズマ輸送の発現前後における電子密度・電子温度・プラズマ電位の時空間に渡る変動過程が明らかとなりました。

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(a) 装置断面における計測系の模式図、(b) 計測されたパラメータ時空間発展の一例

(a) 装置断面における計測系の模式図、(b) 計測されたパラメータ時空間発展の一例

2020
010

電気工学専攻・未来材料システム研究所 エネルギーシステム(中部電力)寄附研究部門は、3Dプリンタを用いて、電力・エネルギー機器向けの絶縁体モデルの造形に成功しました。

電気工学専攻・未来材料システム研究所エネルギーシステム(中部電力)寄附研究部門の固体絶縁材料グループは、3Dプリンタを用いて、電力機器向けの絶縁体モデルの造形に成功しました。これは、3Dプリント特有の電気的欠陥を解消する方法の有効性を実証し、独自改良した3Dプリンタを用いて実現されました。本成果は、電力・エネルギー分野におけるデジタル・ファブリケーションの端緒として、電力システムの専門知識を蓄積および共有するための世界的コミュニティ(CIGRE:国際電力システム会議)のオーラル発表に採択され、その内容はCIGRE journalに掲載されます。“3D Printed Solid Insulator: Possibilities and Challenges”, M.Kurimoto, Y.Suzuoki, Y.Uchida, CIGRE2020

変電所と電力機器; 図.電力用ガス遮断器向け絶縁スペーサーのテストモデル; (a) デジタルデータ (b) 3Dプリントした絶縁体モデル
2020
009

電子工学専攻 教員公募

名古屋大学大学院工学研究科電子工学専攻では助教を公募しています。(内容については詳細を参照)

ご応募をお待ちしております。

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2020
008

人事異動

【採用(10月1日付け)】
  • MARTINEZ CALDERON Claudia Maria 准教授(宇宙地球環境研究所)
    研究科担当(電気工学専攻)及び学部兼務(電気電子情報工学科)
2020
007

電気工学専攻・山本研究室(パワーエレクトロニクス研究室)は、JAXA(宇宙航 空研究開発機構)航空技術部門の協力により電動航空機のシステムモデル化(名古屋大学- ECLAIRモデル)に成功しました。

電気工学専攻・山本研究室(パワーエレクトロニクス研究室)航空機電動化(ECLAIR)コンソーシアムにおける技術開発グループの研究活動の一環で、JAXA(宇宙航空研究開発機構)航空技術部門 次世代航空イノベーションハブの協力により、JAXAの電動航空機のモデル化(名古屋大学- ECLAIRモデルと呼称)に成功しました。JAXAの電動航空機における電気系システムと機械系システムをモデル化し、それぞれの要素システム各部のモデル、並びに航空機システムに対して、実測データと構築した名古屋大学- ECLAIRモデルとの整合性を確認し、その有効性を明示しました。今後は、この電動航空機用名古屋大学- ECLAIRモデルに、次世代パワー半導体であるGaN(窒化ガリウム)パワー半導体を適用した場合の有効性とシステムインパクトについて、検証を進めていく予定です。

JAXAの電動航空機における電気系システムと機械系システムをモデル化し、それぞれの要素システム各部のモデル、並びに航空機システムに対して、実測データと構築した名古屋大学- ECLAIRモデルとの整合性を確認し、その有効性を明示しました。
2020
006

人事異動

【退職(4月30日付け)】
  • 廣井 慧 助教(京都大学へ転出)
【採用(5月1日付け)】
  • 鄭 惠貞 助教(VBL)
【所属換(5月1日付け)】
  • 出来 真人 准教授(VBL)
2020
005

情報・通信工学専攻・武田研究室では,人間と機械が調和する知的な情報処理技術を研究しています.

武田研究室では,機械学習や統計的信号処理に立脚して,実世界における人間と環境のインタラクションを対象にした知的な行動信号処理技術を研究しています.特に,自動運転,人間行動理解,音声変換,それらに必要な人間と機械のインタラクション技術の研究に取り組んでいます.例えば最近では,サッカーやバスケットボールなどの集団スポーツにおいて,戦術的な情報や、選手が誰を考慮したかを反映して選手の軌道を予測する技術を開発しました.

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図:(左)サッカー,(右)バスケットボールにおける軌道予測

図:(左)サッカー,(右)バスケットボールにおける軌道予測

2020
004

電子工学専攻・堀・石川研究室では、非平衡大気圧プラズマの医療・バイオ応用に関する研究に取り組んでいます。

電子工学専攻 堀・石川研究室では、本学医学部附属病院との共同研究により、非平衡大気圧プラズマの医療応用に関する研究に取り組んでいます。最近の網羅的な遺伝子発現解析研究によって、プラズマ活性溶液が有するがん細胞の選択的殺傷効果の複雑な作用機序が明らかになりました。今後、様々な薬剤耐性を持つがんに対して、各種プラズマ活性溶液を使い分けることにより、個別化医療に基づくがん治療戦略を練ることが可能になると期待されます。

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(左)本研究室で開発した超高密度非平衡大気圧プラズマ/(右)プラズマ照射前後の正常細胞(線維芽細胞)と卵巣癌細胞
2020
003

情報・通信工学専攻 長谷川・森研究室では、新たな光ルーティング方式に基づくスループット2.15Pbpsの光ノードプロトタイプの開発に成功しました。

情報・通信工学専攻 長谷川・森研究室(情報通信講座・情報ネットワーク研究グループ)では、超大容量光通信ネットワークの実現に向け、次世代の大規模光ノードをコンパクトに実現するためのアーキテクチャ開発に取り組んでいます。これまで提案してきた中から、フレキシブル波長群ルーティングノードをご紹介します。このノードでは光ファイバ中の多数の波長多重信号(光ファイバあたり〜100波)を柔軟にグループ化し、グループ単位でスイッチングする、新たなルーティングの概念に基づいています。直近では空間ジョイントスイッチングによる複数光ファイバの信号の一括切り替えを実装したプロトタイプを開発し、ノード全体で2.15Pbpsのスループットが得られること、および400Gbps DP-QPSK信号を700km/7ホップ伝送できることを実証しました。この成果は米国ジョージワシントン大・香川大との共著論文として、国際会議ONDM2020にて発表し、最優秀学生論文賞を得ています。

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アーキテクチャ 実験概要 BER
2020
002

令和3年度大学院入学試験(令和2年実施)専攻紹介・入試案内の動画、研究室紹介パンフレット・研究室見学への連絡方法を掲載

新型コロナウイルスの影響により、3月27日(金)開催予定の入試説明会は中止となりましたが、説明会で説明予定だった専攻紹介・入試案内の動画を掲載いたしました。また、研究室紹介のパンフレットを掲載いたしました。

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2020
001

人事異動

【採用(4月1日付け)】
  • 田中 宏昌 教授(低温プラズマ科学研究センター)(電子工学専攻兼任)
  • 片倉 誠士 助教(電気工学専攻)
  • 狩野 絵美 助教(未来材料・システム研究所)
    学部兼務(電気電子情報工学科)及び研究科担当(電子工学専攻)
  • 都竹 千尋 助教(情報・通信工学専攻)
  • BEN NAILA EP BEKKALI Chedlia 助教(未来材料・システム研究所)
    研究科担当(情報・通信工学専攻)及び学部兼務(電気電子情報工学科)
【昇任(4月1日付け)】
  • 加藤 剛志 教授(未来材料・システム研究所)
    研究科担当(電子工学専攻)及び学部兼務(電気電子情報工学科)
  • 森 洋二郎 准教授(情報・通信工学専攻)
【退職・任期終了(3月31日付け)】
  • 岩田 聡 教授(定年退職)
  • 古橋 武 教授(定年退職)
  • 岸本 茂 助教(定年退職)
  • 一野 祐亮 准教授(愛知工業大学へ転出)
  • 松本 隆太郎 准教授(東京工業大学へ転出)
  • 吉川 大弘 准教授(鈴鹿医療科学大学へ転出)
  • 小林 健太郎 助教(名城大学理工学部電気電工学科へ転出)
  • 佐野 京佑 特任助教(任期終了)