二葉会会長あいさつ
このたび、花井伸敏様の後任として、発足から約70 年の伝統ある二葉会の28 代会長を仰せつかりました。二葉会は今や8500 人規模の会員を擁し、会長という重責に身の引き締まる思いです。現在、名古屋大学が様々な変革を進めている中、同窓会活動もその影響を受けることも多々ありますが、そのようななかでも二葉会は名古屋大学の中でも歴史ある同窓会のひとつとして着実な活動を続けております。これまでの発展は、歴代会長を始めとする役員・幹事の方々、諸先輩方のご尽力の賜物です。微力ながら私も二葉会発展の一端を担ってまいりたいと思います。
本会の目的は、会員相互の親睦をはかり、文化の向上発展に資することです。具体的には、新年合同同窓会や各所で行われるゴルフ大会が懇親の場であり、会員同士の縁を紡ぐ良い機会です。さらに、二葉会の電子化された会員名簿は会員同士の縁をつなぐ良いツールです。私の経験ですが、アメリカ留学時に知り合った日系2世の研究者とお話をしたところ、お父様が二葉会会員であったのに非常に驚きますとともに、二葉会会員が世界で活躍されていることに改めて感銘を受けたことを今でも記憶しています。二葉会会員はさまざまな分野・地域で活躍されています。ぜひ、さまざまな場面において二葉会のつながりをご活用を頂ければと思います。
さて、私は名古屋大学に職を得たのち、二葉会幹事としてたびたび二葉会の活動に携わってまいりました。思いますにそれからの35年あまり、運営も大きく変化しております。これまでの歴代の会長、幹事をはじめ関係の皆様のたゆまぬ努力のなか、名簿の電子化や同窓会費の納入方法の改善など、長期にわたり安定した同窓会活動を進めるための改革を進めております。会員の皆様へのサービスを維持しつつ、引き続きこのような改革を続けることが、今後の二葉会活動を継続的に行うための重要なことと思います。今後もホームページの充実などさらなる改革の余地があるかと存じます。会員皆様からのご意見・アイデアをいただきながら、二葉会の活動をさらに進めてまいりますので、会員各位のお力添えをお願い申し上げます。
豊田 浩孝