装置の外観、レーザーの発振原理はLS-2147と同じである。
このLS-2137では、基本波をKTP(KTiOPO4)結晶に通すことによって2倍波(波長 532 nm) が得られ、さらに2倍波をBBO(BaB2O4)結晶に通すことで、 4倍波(波長 266 nm)が得られる。 本レーザーは、主に長尺の超伝導線材を作製するために、Nd:YAGレーザー用の Reel to Reelチャンバーと 組み合わせて使用されている。 スペック ・励起結晶: Nd:YAG結晶 ・励起方式:フラッシュランプ ・波長: 1064 nm(基本波)、532 nm(2倍波)、266 nm (4倍波) (結晶の切り替えで選択可能) ・最大出力: 610 mJ/pulse @ 1064 nm ・最大繰り返し周波数: 10 Hz ・レーザーパルス幅: 数十 nsec |