超高分解能非接触三次元表面形状測定システム (BW-A501, ニコン社)

BW-A501外観。
この装置は、白色光干渉顕微鏡(ECLIPSE LV150N、ニコン社)を用いた光学顕微鏡(水銀ランプ光源)である。

二光束干渉対物レンズやピエゾ素子による精密なz軸制御によって、 1ピコメートルレベルの高さ分解能を持っている。 そのため、薄膜の段差部を観察することで膜厚を測定することも可能である。

また、高さ情報をPC上でマッピングすることにより、試料表面の凹凸を三次元イメージとして表示する ことも可能である。

もちろん、通常の光顕としても使用可能であり、明暗視野観察、偏光観察、微分干渉観察、 蛍光観察などを行うことができる。

スペック
・光学顕微鏡: Nikon ECLIPSE LV150N
・計測光学系: 白色二光束干渉計
・光源: 水銀ランプ(中心波長 450-500 nm)
z軸ピエゾ操作レンジ: 100 μm
・高さ分解能(z方向): 1 pm(理論)、15 pm(実効)
・光学分解能(xy方向): 3.73 μm
BW-A501外観。



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