渡邉 優太郎(WATANABE, Yutaro)




プロフィール
e-mail watanabe-yuutaro14ees.nagoya-u.ac.jp
出身地 静岡県
血液型 A
趣味 旅行・写真・動物
自己PR 環境適応能力が高いです。
ひとこと 少しずつ温度を下げてもらえれば、マイナス273度でも生活できます。


研究テーマ

LTG法により成膜したBHO添加SmBCO薄膜のseed層が磁場中超伝導特性に与える影響

高温超伝導体のコイル応用に向け、超伝導体であるSmBCO薄膜に不純物であるBHOを添加することで磁場中での臨界電流密度Jcの向上に取り組んでいます。BHO形状は成膜基板温度に依存することが分かっており、より最適な形状に制御するため我々グループ独自の低温成膜(LTG)法を用いています。LTG法によって作製した薄膜は高磁場中で高Jcを示しますが、低磁場付近では通常のPLD法に比べてJcの低下が著しいことが分かっています。
私の研究では、LTG法で作製した薄膜が低磁場付近で著しくJcが低下する現象の解明・Jcを低下させない薄膜構造の実現を目的とし、LTG由来のseed層が磁場中Jcに影響を与えていると考えて実験・解析を行っています。


論文・発表実績

●学術誌等
1) 渡邉 優太郎、一野 祐亮、吉田 隆、一瀬 中:「低温成膜法にて成膜温度を変化させたBaHfO3添加SmBa2Cu3Oy薄膜の微細構造観察及び超伝導特性」、低温工学・超電導学会出版、50巻7号(査読済み掲載予定)
●国内会議
1) 渡邉 優太郎、一野 祐亮、吉田 隆:「Seed層を用いて成膜温度を変化させたBaHfO3添加SmBa2Cu3Oy薄膜の磁束ピンニング特性」、第90回2014年秋季低温工学・超電導学会、1C-a08、コラッセ福島、2014年11月5日-7日。(口頭発表)
●受賞等
1) 渡邉 優太郎:「優秀賞(ポスター発表)」、平成25年度エネルギー理工学専攻中間発表会、2015年6月20日





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