![]()
長尺超伝導線材作製用チャンバー外観。
|
この装置を用いて、長尺の金属テープ上に超伝導膜を成長させ、超伝導線材の作製を行う。
基本的な構造はYAGレーザー用Reel to Reelチャンバーと同じである。 このチャンバーは三つの真空槽から構成されており、右側が金属テープを 送り出すリールが入った送出チャンバー、中央が超伝導膜を成膜する製膜チャンバー そして、左側が成膜された金属テープを受け取る巻取チャンバーである。 送出チャンバーから送り出された金属テープは、成膜チャンバー内部にあるヒータに よって加熱される。金属テープは1レーンで搬送される。 超伝導層が成膜された金属テープは巻取チャンバー内の巻取リールに巻き取られる。 スペック ・設置可能ターゲット数: 6個(直径1インチ) ・到達真空度: 10-6 Torr以下 ・ヒーター: Si-Cヒーター ・ヒーター最高温度:1,050oC ・最大金属テープ長:100 m ・最大線速:10 m/h ・金属テープレーン数:1 レーン |